投資とは、上場株にしろ、小麦の先物取引にしろ、将来を予測する賭けです。
伝統的に、投資業界のプロたちはその賭けに勝つためのよりどころとして「ファンダメンタル価値理論」と「砂上の楼閣(さじょうのろうかく)」理論のいずれかのアプローチを用いてきました。今回はこのふたつのアプローチの簡単な紹介です。
(way to the top 2011.8より)
1.ファンダメンタル価値理論
例えば、皆さんは食パン1斤を、いくらだったら買いますか?
それはどこのお店のものかにもよるし、どこの小麦で作っているのかにもよるし、はたまた小麦が取れる国と、輸入しかできない国によっても変わるだろうし、もしかしたらどこかの国では宗教的な食パンの重要性があってものすごく高価かもしれません。
この理論は、食パンでも、株式でも、珍しいダイヤモンドでも、資産には「ファンダメンタル(本質)価値」と呼ばれる絶対的な価値があると考えます。