弊社情報誌way to the Top4月号発行済み
弊社が4月・8月・12月にお客様に配布しています。情報誌way to the Top2008年4月号は、既に発行されております。
今月の一言言わせて・・・・法人化のメリット
役員報酬のシミュレーションを中心に、法人化のメリットを書いてみました。
顧客探訪・・・・有限会社SAN・MATさん
特集・・・・税制改正!今年はどう!
相続税研究所・・・・孫に贈与!
なんとなく、FP講座・・・・チャート分析
顧客企業一覧
という感じで、16ページの大作となってしまいました。
年間購読を1,000円で承りますので、ご連絡ください。
申し込みは、こちらから
弊社情報誌の目玉である顧客探訪をちょっとだけ載せます。
次々に新しいことを考え行動に移す経営者
今回ご紹介する会社は、東京都品川区小山の株式会社San・Matさんです。
株式会社San・Matさんはフローリングの床鳴りやキズの補修を専門に行う従業員9人の会社です。
特に、床鳴りの補修工事は、通常フローリングをはがし、直すのが一般的ですが、フローリングをはがさずに直す独自の施工方法を行っています。床鳴りを剥がさずに補修ができるのは、株式会社San・Matさんだけです。
この会社を取り仕切るのは、代表取締役社長の山本正人さんです。
山本さんは、23才の時バイトをしていた楊重・荷揚げの会社でその働きぶりを買われ社員となり、その後、その会社でキズ補修を経験し、1年後独立。平成18年12月に株式会社San・Matを設立。
フローリングを剥がさず床鳴りの補修を行う施工方法は、山本さんが独自に開発されたものです。既存の方法では、フローリングを剥がして直すので、顧客のコスト負担も大きく、多くの廃材が出ていました。顧客のコスト負担を抑えるには、どうしたらよいかと考えたことがそもそもの始まりだったそうです。剥がさないで補修できれば、コストを抑えられると考え、取り組んでいきました。床を剥がさない施工方法を完成させるまでには、試行錯誤の連続だったそうです。
まず、床鳴りの再発を防止するために接着剤の開発を行ったそうです。市販の接着剤よりも強度の強い接着剤を作ったのですが、当時は、床鳴りの原因もわからないので、強度の強い接着剤を使用しても床鳴りが再発することもあったそうです。
床鳴りの再発を防ぐには、床鳴りの根本的な原因を見つけ、その根本的な原因を直さなければと考え、ファイバースコープの導入に至った。ファイバースコープの使用によって、何が床鳴りの原因かを把握することができる様になった。これにより、床鳴りの原因を根本から直すことができ、再発を防止できるようになったそうです。また、フローリングといっても様々であり、床暖房を入れているフローリングにも対応すべく、サーモグラフィーのシートも開発した。このシートの開発により床暖房の位置をフローリングを剥がさずに、把握できるようになったことから、床暖房の入っているフローリングにも対応できるようになり、今では、すべての床鳴りに対応できます。さらに、剥がさない施工方法により顧客の負担するコストは、5分の1に減るとともに、廃材を出さないことから、エコロジーにもつながっています。
マネジメントの父と称された経営学者であったドラッカーの言葉に次のようなものがあります。
「企業にとって何よりも大事なのは、新しい生きた「アイデア」をどう生むかだ」
既成概念に対して、あえて顔を背ける人が企業の中にいなければ、その会社の成長は到底望めない。企業の成長の基本となるものが、このアイデアである。そうしたアイデアの中には、大きな抜本的なものもあろうし、逆にごく小さなものでありながら、大事な部分が抜けている点を新しく組み立てる役割を担うものもあろう。
すでに可能なものを、より効果的にするために欠けているのは何かとか、現在の経済的な成果よりも、一歩でも前進させるものは何かとか、小さいものでよいから今、使っている諸資源の全能力を変革させるものは何かなど、くどいほど自ら考えて問いかけることだとドラッカーは言っています。
新しい床鳴りの補修方法を考案した山本さん。そんな山本さんが行われてきたことは、ドラッカーの言葉どおりに、新しい生きた「アイデア」を生み出し、実践したということではないでしょうか。それが現在のSan・Matさんの基礎となっていると思います。